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いぶろぐ

ギタリスト坂野いぶきのライブスケジュール/日々のことなど

「ずっと一緒にあそぼ」

・・・そう言ってくれたのは、I保育園の年長さんの子たち。

今回、2回目にお邪魔した松本市山間部にある、ブドウ園にかこまれた保育園。
前回から半年ほど経ってるのにみんなちゃんと覚えていてくれて、お出迎えはまるでビートルズかというばかりの大歓声。なんつって。


みんなでわらべうたで遊んで、みんなでおやつを食べて、帰り際にはみんなで作ったという歌を歌ってくれた。
この歌を聞いたとき、なぜだか涙が溢れてきてとまらなかった。


子どもたちのどこまでもまっすぐな瞳、
豊かな自然にかこまれて育った透き通るような心、
そして心から音楽を楽しんで、なにより歌うのが好きで、みんなと遊ぶのが大好き、という幸せな気持ち、
それが全部伝わってくるようで、本当に本当に感動した。


この子どもたちの歌が、本物の“音楽”なんだ。


この子たちにとって、音楽や歌ってどんなものなんだろう。


僕にとっての音楽は、日常的に遊べるものであると同時に、非日常の空間にもなれる瞬間なんじゃないかなと思っていて、
そしてそれは特別なものじゃなくて、誰でも純粋に楽しめるものであると信じているのです。


この子たちには、それをずっとずっと忘れないでいてほしいし、
世界中の人々がその気持ちをもっていたら、なんて幸せなんだろう。


もしかしたらそれを感じて伝えていくのが、音楽家の仕事なのかな。


そんなことを思った3月11日でした。

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写真はその子たちがプレゼントしてくれたマフラー。なんとティッシュ箱を使って編んだという。
すごく柔らかくて、実はちょっと網目が抜けてるところもあるけど、とっても暖かいのです。


ありがとう、みんな。
また遊ぼうね。


2015.3.11 坂野いぶき